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三益製薬ブログ

2015年2月24日

未病の歴史

未病は現代注目されている言葉です。

東洋医学や漢方薬治療の一大特徴のように扱われ、

マスコミ等でも使われるようになりました。

 

「未病」とは、まだ病気になっていないが、

放っておくと病気になる可能性がある状態のことで、

現代医学的には病前状態、半健康状態、前駆(病気が起こる前兆が出ている)状態

などと解釈されています。

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これに対してすでに病気になってしまった状態は

「已病(いびょう)」といいます。

 

そもそもこの未病という言葉は、

「黄帝内経」に初めて現れます。

そこでは「治未病(ちみびょう)」と書かれており、

「未だ病まざるを治す」と読みます。

 

その説明には、

「優れた医者は、病がまだ現れないうちにその以上を察知して

事前に治療を行い(治未病)、すでに病が重くなったときには手をつけない(不治已病)」

とあります。

 

病気になってから治療することが困難な昔は、

治療に失敗すると、責任をとらされ処刑されることもあったため、

賢い医者は重い病気には手を出さず、

病気を起こさないようにする医療を重視したことが想像できます。

 

その後、

紀元前100年ごろに書かれた「難経」という書物で

「病が起こらないように先手を打つ(治未病)のが優れた医者で、

すでに発症した病の治療(治已病)ばかりするのは普通の医者だ」

といわれています。

 

これら、「黄帝内経」や「難経」は

鍼灸の古典で、主に鍼灸治療を指しています。

 

このようにして、漢方でも徐々に認識された未病や治未病の考え方は、

現代医学においても予防医学、公衆衛生学、医療経済学等で、

その重要性が認識されるようになってきたのです。

 

病気になった時に、

治療をすることはもちろん大切ですし、

治すために重要なことですが、

病気にならないための体づくりもとても重要なことなのですね♪

 

 

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中医学、漢方   2015年02月24日